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2021.12.13

 「日向の道を歩きたい」。NHKの朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」を毎日、楽しみにしている。今回の朝ドラは1人のヒロインの人生を描いてきたこれまでと違い、昭和から令和をラジオ英語講座とともに生きた三代に渡るヒロインが描かれる▼現在、戦後を生きる初代ヒロインの安子を上白石萌音さんが演じている。和菓子屋を舞台にしたハートフルコメディかと思いきや、空襲で母妻を亡くし、心臓の病で倒れ、一家団欒の幻を見ながらこの世を去る父金太が亡くなったシーンは目頭が熱くなった▼今年は太平洋戦争開戦から80年にあたる。報道番組やドキュメンタリーなどが放送され、戦争の悲惨さを伝える。本県出身の作曲家・古関裕而さんをモデルにした先の朝ドラ「エール」でも凄惨な戦地が描かれた▼出征した夫を失った安子だが、娘るいに日向の道を歩いてもらおうと必死に生き抜く。令和となった今も、戦争の愚かさを忘れてはいけない。

「日向の道を歩きたい」。NHKの朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」を毎日、楽しみにしている。今回の朝ドラは1人のヒロインの人生を描いてきたこれまでと違い、昭和から令和をラジオ英語講座とともに生きた三代に渡るヒロインが描かれる▼現在、戦後を生きる初代ヒロインの安子を上白石萌音さんが演じている。和菓子屋を舞台にしたハートフルコメディかと思いきや、空襲で母妻を亡くし、心臓の病で倒れ、一家団欒の幻を見ながらこの世を去る父金太が亡くなったシーンは目頭が熱くなった▼今年は太平洋戦争開戦から80年にあたる。報道番組やドキュメンタリーなどが放送され、戦争の悲惨さを伝える。本県出身の作曲家・古関裕而さんをモデルにした先の朝ドラ「エール」でも凄惨な戦地が描かれた▼出征した夫を失った安子だが、娘るいに日向の道を歩いてもらおうと必死に生き抜く。令和となった今も、戦争の愚かさを忘れてはいけない。

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