1. HOME
  2. ブログ
  3. 片隅抄
  4. 2022.01.21

2022.01.21

連日の耐え難い寒さに加え、新型コロナウイルス感染症の拡大に気が滅入る。年明けから1週間も経たないうちにしないでの新規陽性者が確認され、20日までの累計は2572人になった▼これを重要視した市は、独自の感染状況を示す指標「レベル3」の基準を適用。公共施設の休館、一部利用の制限などの対処を発表した。折しも、きょうから第51回いわき市民美術展覧会(市美展)が市立美術館でスタートした▼会場には墨痕鮮やかな書の数々が展示され、例年通り文化芸術に高い関心が示されている。幸い施設規模の大きさから開館が可能になったが、手指消毒、体温測定、マスク着用など感染防止対策はこれまで通り必須条件だ▼もっとも、コロナ禍と作品水準は関係ないらしい。昨年、「吉野せい賞」の4年ぶり正賞決定の際、選考委員の一人に巣ごもりが創作によい影響を与えたのかと尋ねたら、言下に「それはない」。書に続く各部門の作品に期待したい。

関連記事

海産物加工品の製造販売 丸市屋

カテゴリー