2022.04.02
遠野和紙の伝統的な紙漉き技術を持ったいわき版〝人間国宝〟の瀬谷安雄翁が健在だったころ、翁が手際よく遠野和紙を漉いているところを見たことがあるが、まだ自分自身で体験したことがない。遠野町まで行けば紙漉きを体験できるのだが、距離的に遠くて決断がつかないでいる▼国道4号沿いの道の駅安達には二本松市和紙伝承館が併設されている。安達地方は千年の歴史がある上川崎和紙の産地。県内外から多くの人が出入りする道の駅だから、初めて知った人でも手軽にはがきなどの紙漉き体験ができる▼好立地にあるJRいわき駅前ラトブの空きスペースを見ながら、ここを遠野、三和、川前、田人など市街地から遠い市境の地域のサテライトコーナーに利用できないかと思う▼三和なら〝おじょんこ〟の試着、川前ならキジ飯やサフォーク種(羊)の肉、地ビールの試食試飲、田人なら新鮮な農産物の直売――などを通して〝距離〟を縮める。PR効果、絶大だ。
遠野和紙の伝統的な紙漉き技術を持ったいわき版〝人間国宝〟の瀬谷安雄翁が健在だったころ、翁が手際よく遠野和紙を漉いているところを見たことがあるが、まだ自分自身で体験したことがない。遠野町まで行けば紙漉きを体験できるのだが、距離的に遠くて決断がつかないでいる▼国道4号沿いの道の駅安達には二本松市和紙伝承館が併設されている。安達地方は千年の歴史がある上川崎和紙の産地。県内外から多くの人が出入りする道の駅だから、初めて知った人でも手軽にはがきなどの紙漉き体験ができる▼好立地にあるJRいわき駅前ラトブの空きスペースを見ながら、ここを遠野、三和、川前、田人など市街地から遠い市境の地域のサテライトコーナーに利用できないかと思う▼三和なら〝おじょんこ〟の試着、川前ならキジ飯やサフォーク種(羊)の肉、地ビールの試食試飲、田人なら新鮮な農産物の直売――などを通して〝距離〟を縮める。PR効果、絶大だ。