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2022.04.14

平のヨーカドー跡地は、すっかり建物が解体、整地され周辺道路の整備を含め後の開発を待つばかり。小社のあった並木通り地区も基礎工事が佳境に入っている▼工事も順調に進んでいるように思われるが、様々な問題も抱えているようだ。その中でも、今後行われる埋蔵文化財の発掘調査が今後の開発に影響を与えることになりそうだ▼並木通り地区は江戸時代の文化財包蔵地とされ、文化財保護法により、発掘調査が義務付けられている。出土品は遺失物として一時処理され、後に県の所有となる▼保護は理解できるが、問題もある。費用の問題だ。法的な明記はないが、個人所有の土地に関しては公費、法人の場合はその法人の負担となる。つまりこの開発の場合、施行者である組合が負担しなければならない。補助金があるとはいえ、その負担は少なくない。発掘期間も含め、開発の進捗にも影響する。出土品は国民の財産というならば費用も国が持つ必要があるだろう。

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