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2012.07.25

「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本に、10日間の日程で始まった夏の交通事故防止県民総ぐるみ運動が、今日終了した▼子どもと高齢者の事故防止は、年数回行われる全国一斉の交通安全運動では、かならずと言っていいほど基本方針や重点目標の1つに掲げられる。今回もまたかと思う人もいるだろうが、同じ文句が繰り返される背景には、取り締まりや指導を強化しても、子ども特に高齢者が巻き込まれる事故が後を絶たないからだ。近年、交通事故の死者の約6割が高齢者と言われる。そのため高齢者を優先した事故防止運動が課題になっている▼とにかくマンネリした目標といわれようが、現に子どもと高齢者の事故が多いとなれば、毎回の運動の重点事項に据えて、広く注意を喚起するしかない▼ただ、場所によって道路、交通事情が異なるだけに、そこは地域に合わせた独自の注意の仕方、やり方の工夫があってもいいのではないかとは思うが。

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