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2013.01.16

忘・新年会時期に入るとよく目にするのが「飲酒運転の容疑者逮捕」の記事。飲酒運転による悲惨な事故が、社会問題化されているにもかかわらず、一向になくなる気配が見られない▼飲酒運転や悪質な運転による死傷事故の増加に伴い、01年12月に刑法が改正され、危険運転致死傷罪が創設、翌年6月には飲酒運転に対する罰則が強化された。今は事故を起こした本人ばかりではなく、一緒に酒を飲んだ人や車両を貸した人にまで範囲が拡大。さらに、酒に酔って車を運転する人に酒を提供した店側にも、罰則が科せられる▼中には厳し過ぎると言う人もいるだろうが、酒酔い運転の車によって、一瞬にして肉親や友人を奪われ、悲嘆にくれる残された人たちのことを考えれば、厳罰化は当然の流れと思う▼1月も半ば、新年会も落ち着いてきた。代わって早いところでは2月中に歓送迎会を計画する企業も。くれぐれも飲酒運転で一生を棒に振ることがないように。

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