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2013.09.06

明日は二十四節気の1つ「白露」。冷気漂い、露ができ始めるころという。朝夕の涼しさは、いかにも秋という気がする。同時に山海の味覚も楽しみな季節になった▼例年に比べ、やや早めだったが先月20日すぎ、魚屋さんに出回ったサンマを刺し身で食した。尾身の歯ごたえ、腹の脂ともにうまかった。少々値が張るが、この時期限定と自分に言い聞かせ、3日に1度は酒肴としている▼果物のナシも食べごろ。先日、いわき産農林水産物の風評被害の払しょくと地産地消の促進を目的にした「いわき梨フェア」が市内8店舗で行われた。JA関係者、生産者が地元産「幸水梨」のPRに努めた▼その昔、ナシといえばガサガサした「長十郎」が主だったが、「二十世紀」「幸水」を初めて口にした時、豊富な果汁と食感に感動すら覚えた。山海の恵みに感謝しつつも、原発事故による汚染水の漏えいは気が重い。この危機的状況を前に五輪招致と浮かれてる場合か。

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