2010.02.15
雪がまだ残っていたものの、晴天に恵まれたいわき路を5458人ものランナーが駆け抜けた「サンシャインマラソン」。楽しげに走る人たちと、レースを支えた大勢の人々。市民マラソンならではの温かな雰囲気を心地よく感じた▼健康志向に加えてウエアもファッショナブルになり、ここ数年のジョギングやマラソン人気はうなぎ上り。来月行われる東京マラソンなどは、出場定員3万2000人に対し、抽選倍率が何と約10倍というから驚きだ▼市民マラソンの楽しさは、日ごろ運動らしい運動をしていない者をも「少し走ってみようかな」という気にさせる。ストレス社会にあって〝運動は最良の休養〟になるそうだから、これを機に来年の大会を目指すのもいいだろう▼ただ初心者はとかく無理をしがちで、かえって健康を損ねることもあるというから注意したい。「自分の体と相談しながら」ステップアップする。そして「楽しみながら続ける」ことが大切だ。