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2010.04.03

 いわきはこれまで、古生代~中生代~新生代という地球の各地質時代を代表する化石を産出した国内屈指の化石の宝庫である▼今では石炭・化石館とアンモナイトセンターが完成し、市内を訪れた観光客や化石発掘体験に参加した子供たちを太古の世界にいざなっている。この春、その石炭・化石館がリニューアルオープンするが、どんな反響があるか見守りたい▼人気のアクアマリンふくしまと違い敷地面積が狭く、石炭や化石は海の生き物のように愛きょうを振りまきながら動くわけではない。隣に体験型のアンモナイトセンターと遊園地の海竜の里センターがあれば、と残念に思う▼駐車場に展示してある蒸気機関車D51に石炭をくべて〝炎の命〟を注入し、向かい側の湯本駅構内で動体保存できないか? 無用の長物の『ウッドピア』そのものを化石発掘体験の場や石炭を燃料にして来場者に飯盒炊はんを体験させる場にしたら? 冗談で言ってるのではないのだが。

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