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2010.05.12

 ゴールデンウイークが終わり、各紙でその様子が報じられていた。本紙でも観光施設のにぎわいぶりを写真入りで紹介した▼期間中は天気にも恵まれ絶好の行楽日和。各施設の駐車場は他県ナンバーの車が目立ち、先月リニューアルオープンした市石炭・化石館「ほるる」では、前年の倍以上15000人もの人が訪れた▼問題なのはこの人たちをいかに次につなげるか。それには観光地や施設の整備、内容の充実もさることながら、お客さま(観光客)を迎える「おもてなしの心」を忘れてはならない。施設は素晴らしいが、そこまでの道順が分かりにくい―と言う声を聞いた。地元の人には分かりやすい案内表示も、初めての人には分かりにくいのかもしれない▼表示は1つの例に過ぎない。訪れる人の側に立つことによって、思いもかけないことに気付くことも。おもてなしの心とは、相手の身になって考えること。リピーターを増やすにはこの心を抜きには語れない。

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