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2010.07.06

 「葦毛の怪物」オグリキャップが3日、余生を過ごしていた北海道で脚部の骨折による影響で、息を引き取った。25歳だった▼血統の影響が強い競馬会の中で、地方出身の競走馬が中央の有名な馬に圧勝する姿に皆が共感。女性客を増加させるなど、競馬の面白さを一般にも広く知らしめた▼個人的には、1980年代後半から1990年代前半に活躍したメジロライアンという馬が好きだった。調教を見るために、早朝の府中競馬場に足を運んだりもした。GⅠは宝塚記念しか勝てなかったが、1990年の有馬記念では、引退レースのオグリキャップと激闘を繰り広げたのが印象的だった▼馬の温泉で知られる、常磐白鳥町の日本中央競馬会競走馬総合研究所常磐支所のプール開きも5月28日行われ、6頭の競走馬が初泳ぎを楽しんだ。同支所には、オグリキャップも平成元年に入所し、温泉治療を行ったという。同支所で治療した競走馬が大舞台で活躍する姿が見たい。

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