2010.08.03
先週の金曜、土曜の2日間にわたり、テレビドラマや映画で大ヒットを記録した「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフムービーがテレビで放映された。特に、土曜日に放映され、撮影の3分の2が市内でのロケだった「容疑者 室井慎次」を見た市民も多かったはず▼新宿が舞台の映画は、南台の工場跡地に、新宿伊勢丹前~アルタ前の通りをオープンセットで再現しロケが行われた。ロケ終了後、一般開放された様子を取材したことを思い出した▼映画の公開前には、君塚良一監督にインタビューする機会もあった。地元の受け入れ態勢がよく、映画の成功は市民のおかげと、君塚監督が話していたことが印象に残っている▼いわきフィルム・コミッション協議会には21年度、35件のロケオーダーがあり、ドラマや映画、CM14件のロケが行われたという。いわきには多くのロケ資源がある。協議会を中心にロケ誘致を積極的に行い、いわきの魅力を全国発信してほしい。