2010.08.19
先日、市水産業振興協議会の22年度第1回会議を取材した際、市が21年11月に行った「『水産物』や『水産業』に関するアンケート」の結果が報告された▼アンケートは、7歳以上の市民2400人を対象に行われた。市内での水産物需要や水産業への市民意識把握を目的に、「いわきの代表的な魚介類」「魚料理を食べる頻度」「水産業振興に大切なこと」など、22項目について調査した。有効回収率は46・8%だった▼「よく食べる好きな魚介類」の項目で、サンマ50・2%、サケ45・2%、カツオ40・2%と上位を占めた。市の魚・メヒカリが9・3%だったのが意外だった。11月の調査で、秋に旬の魚が上位に来た結果だったのか▼15日に解禁となったサンマ漁。地球温暖化の影響による漁場の変化などで、不漁が懸念されている。これから旬の時期を迎える〝秋の味覚・サンマ〟が手ごろな値段で店頭に並び、食卓でおいしいサンマが味わえることを期待したい。