2011.07.07
昨年、余生を過ごしていた北海道で、脚部骨折の影響により25歳で天国に旅立った「葦毛の怪物」オグリキャップ。ちょうど1周忌となる今月3日、等身大の馬像の除幕式が北海道・新冠町の優駿メモリアルパークで行われた、との報道があった▼報道によると、除幕式には関係者やファンら約300人が参加し、墓前に手を合わせた。馬像は全国からの募金約2830万円で建立。白銅で、オグリキャップの特徴である葦毛の毛色が表現されているという▼馬の温泉で知られる、常磐白鳥町の日本中央競馬会競走馬総合研究所常磐支所のプール開きも、例年より約1カ月遅れの6月20日に開かれた。〝番記者〟として、毎年取材に訪れているほか、22年に秋篠宮さまが訪問されたときも取材した▼オグリキャップも平成元年に、同支所に入所し、温泉治療を行っている。引退レースの有馬記念の活躍につながったに違いない。いつか、馬像を見に北海道を訪れたい。