2011.10.21
新そばの季節になった。粉自体に手を加えるが旬の味といえよう。勿来地区に東京・神田に本社を置く企業がある。界隈には老舗そば屋が多くあり、出張の際には食べに行くと社員の方から聞いた▼「そばの量が少ないんだよ。三口でなくなった」という。そんなものかと思いつつ、池波正太郎が足しげく通った店で一献傾けそばを手繰りたいと思っている。ここ数年、そばに対する関心も食べる方から打つ方へと変化している▼先日、植田公民館から電話があった。11月に開講する後期市民講座「初心者のためのそば打ち教室」の受講生を募ったが、10人定員に12人から申し込みが寄せられた。ついては抽選するので立ち会ってもらえないかという▼同館では、調理室スペースに限界があり超過には対応できないと残念がる。なお抽選は公正を期し、自分とサークル連絡協議会役員の2人で行った。期間は来年2月までの全6回。有意義な講習になることを願う。