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2012.01.05

まさに圧巻の走りだった。新春恒例の第88回東京箱根間往復駅伝競走で山上りの5区を走った東洋大・柏原竜二選手(いわき総合高卒)。最終学年で臨んだ今回、2年前に記録した自身の持つ区間記録をさらに29秒上回る快走を見せた▼ほかにも、駒沢大の撹上宏光選手(いわき総合高卒)が1区で3位、関東学連選抜で走った法政大の田子祐輝選手(いわき総合高卒)が6区で10位、専修大の安島慎吾選手(勿来工業高卒)が7区で8位と活躍を見せた▼箱根駅伝が放送された2、3の両日は、テレビの前で応援した。データ放送では出身県別の選手紹介が。福島県出身選手は10人が登録されていた。この中で、いわき出身選手が4人と、レースを見る楽しみも多かった▼実業団に進む柏原選手はレース後のインタビューなどで、将来のマラソン挑戦も口にしていた。これから続く世代を含め、いわきから世界に通用する選手が生まれるよう、飛躍にエールを送りたい。

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