2012.05.31
24年度第1回の市海水浴安全対策会議が22日に開かれた。市内9つの海水浴場のうち、今年は勿来海水浴場1カ所で開設されることが正式に決まった。水質の放射性物質の有無や砂浜の空間線量、避難経路、各設備が整っていることなど、総合的に判断した▼昨30日には市環境監視センターによる海水浴場実態調査が行われた。目視による確認では、無色透明でにおいや油膜は確認されなかったという。同海水浴場の水質は、17年度から22年度まで6年連続で水質AAの「適」だった▼東日本大震災前は、〝海開き担当記者〟として、薄磯や永崎、四倉、勿来の各海水浴場で海開きを取材し初泳ぎの様子を記事にしていた。昨年は震災の影響で海水浴場が開設されず、寂しかった▼22年度の勿来海水浴場入り込み客数は、18万1726人。海開きは7月16日で、開設期間は8月12日までの28日間。22年度並みの入り込み客数になるよう、多くの観光客が来ることを期待したい。