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2012.07.14

滋賀県大津市で起きたいじめによる中学2年・男子生徒の自殺問題をニュースで見ながら、昭和60年にいわき市で起きた、いじめを苦にして中学3年・男子生徒が首を吊って自殺した事件を思い出した▼あのときは午前中に自殺したのがわかり、たまたま抄子が締め切り間際に中学校に行って、学校側から事情を聴いた。自殺を引き起こす原因が何か学校であったのではないか。その質問に学校側は「何もなかった」ときっぱり答えた▼しかし、午後から事情が一転し、陰湿ないじめが日常的に行われていたことがわかって全国的な問題となった。その前には『このままじゃ生きジゴクになっちゃうよ』という遺書を残して中学2年生が自殺をした東京での事件もあった▼そのたびに教訓を残したはずなのに、悲劇はまたも繰り返された。事件を隠ぺいする学校側。親子関係にもさまざなな問題が指摘された。今回の自殺問題を通しいったい何が改善されるというのだろうか。

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