2012.10.17
これからの紙面は、秋の行楽シーズンに向けて、市内各地で清掃活動に取り組むボランティアの人たちを紹介する記事が多くなる▼市内には、夏井川渓谷をはじめ、紅葉を楽しめる場所が数多くあり、毎年大勢の家族連れでにぎわう。そこで、シーズンを前にきれいな環境の下で、気持ちよく過ごしてもらおうと、地域の人や児童生徒が中心になってごみ拾いに汗を流す▼ただ、美化活動に頑張る人たちがいる一方で、場所によっては、自転車やバイクの大型ごみに加え、ビニール袋に入った家庭用ごみも数多く見られるとの話を聞くと、何ともやりきれない思いになる▼いわき市では、昭和57年から毎年春と秋の年2回、「いわきのまちをきれいにする市民総ぐるみ運動」を実施している。今秋は、今月19日から21日までの3日間。家庭の周辺や商店街、河川の清掃など市内全域で行われる。自分たちの住んでいる町をきれいにする運動だ。積極的に参加してほしいものだ。