2013.08.09
市勿来関文学歴史館で開催中の「ゲゲゲの女房と水木しげるの世界展」。館内には女房こと布枝夫人の年譜、一家の夕食風景を紹介した「わが家の夕めし」の掲載記事などが展示され、ほのぼのとした雰囲気▼作品原画はないが、水木さんの半生を振り返る人生絵巻もある。販売コーナーには、「鬼太郎~」と独特の声でおなじみの目玉おやじグッズも並び、リアルタイムで体感した世代には郷愁を覚える▼一方、市立草野心平記念文学館での「みんな大好きアンパンマン・やなせたかしの世界展」では2日に入館者1万人を達成した。夏休みとはいえ、子どもたちに人気の企画展らしい盛り上がりをみせている▼先日、ある幼稚園に有名キャラクター群が訪れた。園側の連絡を受け、主催者側に話を聞いたが「プレスリリースはしていない」と要領得ない。あげく写真許諾、事前の記事確認など注文が付き、やむなくあきらめた。こちらのほうがよほど妖怪的だった。