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2014.08.28

「アイス・バケツ・チャレンジ」が今物議をかもしている▼ALS(筋委縮性側索硬化症)の研究を支援するため、バケツに入った氷水をかぶるか、百㌦を寄付するかを選択するものでその後、3人を指名するというもの。プロスポーツ選手や芸能人、影響力の高い著名人の間で広まっているため、われわれ一般人に回ってくることはないが、最近になって拒否したり、批判したりする人が増えている▼ALSの認知度を上げるという点においては一定の評価ができる。ただ、水をかぶるという行為自体が独り歩きし、それをSNS等に投稿することにより、パフォーマンスだけに走ることも懸念され、本来の意味から逸脱する恐れもある。見方を変えれば、芸能人のお遊びにしかとられないという指摘もある▼かつて、社会問題にもなった「○○の手紙」を思い出す人もいるだろう。一般の人には回ってくることはないだけに、形を変えた「悪い遊び」がはやらないことを願う。

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