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2014.09.16

いわきを代表する、ふるさと小包「生さんまゆうパック」の第一便が10日、全国各地に向けて出発した。「ふくしまから はじめよう。」を合言葉に、東日本大震災後は復興応援事業として展開されている▼サンマは北海道東沖で漁獲され、岩手県の大船渡港で水揚げされた。今回は170㌘以上の大型が中心で、脂の乗りもいいという。25年度は1万2600箱の受注で、26年度は販売目標を1万5000箱に設定した▼今季は、海水温が高いことから魚群の南下が遅れているものの、三陸地方では水揚げが徐々に増えているという。例年であれば、今ごろはすでにいわきでもサンマが初水揚げされているはず。今年はいつごろになるか▼震災前、何度かベニズワイガニのゆうパックを利用し、先方に大変喜ばれたことがある。風評被害の払拭と、漁業復興の一助となるよう、お世話になった市外にいる方たちに、今年は「生さんまゆうパック」を贈ってみよう、と思った。

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