2015.02.26
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」でタイムスリップしていく未来は、2015年。まさしく今だ▼宙に浮くスケートボードに、飛び出す映画の看板。見ていると、もっと先の時代じゃないのかと思えるが、ネット社会になっているという点では当たっていると言える。出張時のホテルの予約やチケットの手配など、自分の中でも生活の一部となり、便利さを実感している者の1人でもある▼しかし、コミュニケーション力が低下すると、行き過ぎるネット社会に警鐘を鳴らす専門家もいる。端末を相手にキーボードだけで会話していると、実際の会話力が衰える恐れがあるというのだ▼ネット社会になり活字離れが進んだ。現在はそれに加えて、話のできない、対人関係の築けない人が増えつつある。特に若年層にその傾向は強い。これからの日本を背負う人たちだけに不安が募る。ディベート等の言葉での表現力を強化するような授業が学校で行われることを切望する。