2016.05.11
熊本や大分の被災地の方には申し訳ないが、ゴールデンウイーク中の日本各地の行楽地は人・人・人で大混雑▼人込みが苦手なので、子どもが大きくなってからは、近郊のドライブや読書など、自分なりの楽しみ方で過ごしている。ドライブものんびり型で、有名な行楽地は避ける傾向にある。ここ数年は、連休の1日ぐらいは親孝行のまねごとの思いから、母親の好きな「道の駅」巡りが定番になっている▼今年は茨城にある道の駅に行ってきた。買い物を済ませ駐車場から道路に出ようとした瞬間、突然車の前にお年寄りが飛び出してきた。ブレーキを踏み事なきを得たが、歩道があるのに、車道を通ろうとするお年寄りの姿に、高齢者の事故が多いという原因の一端を見た思いがした▼新緑の季節を迎え、これからは何かと外出の機会が増えるだけに、ドライバーは高齢者にやさしい運転を心掛け、高齢者は交通ルールを守ることで、高齢者の事故増に歯止めをかけたい。