2016.07.13
定数2から1に減らされての参院選福島選挙区。3人が立候補し、実際は現職2人の一騎打ち。戦いはし烈を極め、結果、増子輝彦さんが現職大臣を破り再選を果たした▼しかし、当選したからといって、これで終わりではない。当選して初めて議員活動がスタートする。これからの任期6年、国民の生活を良くするための政治に取り組んでもらいたいものだ▼今回から選挙年齢が18歳以上に引き下げられての初の選挙だけに、選挙前から投票率が話題になっていた。投票への強い呼び掛けもあって、前回の選挙から2・6ポイント上がり投票率は57・12%。その一方で、約4割以上の有権者が棄権するのは、どうしたものか▼政治に対し無関心な有権者が多いというのなら、議員の皆さんには今後の政治活動を通して、政治に関心を向けてもらう努力をしていただきたい。併せて、有権者は選んだ責任において、議員一人一人の政治活動をチェックすることが大事になってくる。