2017.07.18
「夏の交通事故防止運動」が展開されている。この時期、暑気払いと称して飲酒の機会が増えるだけに、運動の重点目標では酒酔い運転の根絶など、ドライバーへの啓発が目立つが、自転車に乗る人の心構えはどうか▼今週から小・中・高校では夏休みに入る。町では自転車に乗った子どもたちの姿が、多く見られるようになる。小学生の中には、交通ルールに慣れていない子どももいれば、車道を友達と話しながら、並列走行する高校生とさまざまだ。ドライバーにとってはこれほど危ない自転車はない▼自転車事故は年々増加傾向にある。原因はいろいろあるが、運転中での携帯電話の使用、信号無視など自転車側の過失が事故につながるケースが少なくない▼本県には「自転車安全利用五則」があることをご存じか。①自転車は車道が原則、歩道は例外②車道は左側走行―常々言われていることだが、交通ルールを守ることは、自分を守るにつながることをお忘れなく。