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2017.11.22

先日、知人から同人誌『いわき文学』(第32号)が届いた。創作、評伝、短歌、ノンフィクションと、今号も読みごたえ十分の内容となっている▼県教育委員長を務められた故里見庫男さんが生前、「いわきは文学の同人誌が数多く創刊され、東北でも同人誌が盛んな地域だった」と話していたことを思い出した。ところが今はほとんどの同人誌が廃刊され、『いわき文学』はいわきの同人誌文化を守る数少ない雑誌となっている▼今号を見てみると、「炭住?悪党会」(岡進/著)が、炭鉱で栄えたいわきの往時がしのばれ面白い。市内書店に置いてあるので、手に取り目を通してはいかがか▼ところで手前みそで恐縮だが、弊社主催「ふるさと出版文化賞」の作品を募集している。創刊60周年を記念して、11年前から年1回行っている。小説、詩、記録、伝記とさまざまなジャンルが対象で、今月末が締め切り。問い合わせは、弊社同文化賞係=電話(23)1666=まで。

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