2018.01.17
忘年会より新しい年を迎え、心身ともにリフレッシュされる新年会が個人的には好きだ▼数年前から気が置けない友人たちと新年会を開いており、先日その会があった。年を重ねるに従って、豪快な飲み方は影をひそめ、今は酒量よりもよもやま話が主になっている。これまでは仕事の話が多かったが、現役を退く年が近づくにつれ、年金や健康、定年後の暮らしへと話題が移ってきた▼受け取る年金額が年々少なくなり、われわれがもらうときにはどうなってしまうのか。高齢者の医療費負担も増し、それに加えてたばこ税や森林環境税、消費税等の値上がりが控えている。低金利時代が続き、貯蓄していてもあまり意味をなさない。では消費にまわすかといえば、先行き不安なだけに、老後の資金だけは残しておきたい▼新年早々、暗い話になってしまったが、今年は戌年。元気に市内を走り回り、せめて紙面の中だけでも、読者の方々にいわきの明るい話題を提供したい。