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2018.03.01

スポーツは筋書きのないドラマと言われるが、史上最多13個のメダルを獲得した平昌五輪ではまさにその言葉にふさわしい、感動と興奮のシーンが今でも頭をよぎる▼中でも、カーリング女子の銅メダルは金以上の感動を与えてくれた気がする。「ナンバーワンストンは日本だ」。試合が決まった瞬間のアナウンサーの絶叫に表れている。準決勝で敗れモチベーションを維持するのが難しい中での勝利。彼女たちの精神力は並外れたものだったに違いない▼日本ではマイナーな競技だったカーリングだが、彼女たちの活躍で教室の申し込みが殺到しているとか。協会側から嬉しい悲鳴が聞こえてきそうだ。一気に全国区レベルの競技になりそうな勢いに、彼女たちの功績は計り知れない▼羽生選手の連覇も見事だったが、女子選手の活躍が目立った大会になった。ただ、まだ終わってはいない。これからパラリンピックが始まる。本大会以上の声援を選手たちに送りたい。

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