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2018.03.17

センバツ高校野球で開会式直後の第1試合といえば、昭和48年の第45回大会が鮮烈だ。この年の入場行進曲は天地真理の「虹をわたって」。栃木・作新学院には、彼女のファンだった好間生まれの豪腕投手がいた▼が、当時のスポーツ記事の扱いは現在に比べ驚くほど小さい。どうせ田舎のレベル…と侮っていたファンは秘密のベールを脱いだ快速球に戦慄する。優勝候補・地元大阪の北陽の打者がファウルチップしただけで観衆が沸いたのだから。奪三振19。怪物・江川卓投手の甲子園デビューにふさわしい舞台だった▼昨日行われた抽選会で、聖光学院がその開幕試合に登場することが決まった。相手は高倉健さんの母校・福岡の東筑。23日から始まる第90回記念にふさわしい好ゲームを期待したい▼また、今大会はいわき市の親子都市・秋田県由利本荘市から由利工業、兄弟都市・宮崎県延岡市から延岡学園が出場する。殿様が縁で結ばれた友好都市のチームにも声援を。

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