2018.06.25
先日、地方紙の1面で県民の健康悪化を伝える記事が載っていた▼死因別でみると、本県は心疾患が全国ワースト6位、脳血管疾患同7位、がん同13位であることが厚労省の調査で分かったというのだ。これを受けて、県では喫煙を控え、塩分摂取の抑制などで予防を促す一方、メタボ防止のため、日々の運動を奨励する。中でも手軽にできるものとしてウオーキングを勧める▼数年前から抄子もウオーキング愛好者の1人。自分が暮らす地域を歩くことで、新たな発見もあり楽しいものだ。突然だが今月初め、市民総出の清掃作業に参加した。改めて思ったのはごみの多さ。例えば、公衆トイレの陰など目につきづらいところは特にひどかった▼日本でも外国の例にならって、ごみを拾いながら走る「拾活」というのがあると聞く。そこで提案だが、どうせ歩くならごみを拾いながら街中や地域を歩いてはどうか。健康にもよく町もきれいになり、一石二鳥ではないか。