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2019.03.26

最近、頻繁にいわき総合図書館で映画、ドキュメンタリー番組のDVDを借りている。返却期間は書籍と同じ2週間だが、有料レンタル店の癖が抜けず見終わるとすぐ返す。したがって次を探すものの、お目当てはいずれも貸し出し中である▼このほど、同館から「映画に刻まれた『いわき』」の改訂版が出された。本市でロケなどを敢行した作品を紹介する冊子で、平成20年3月の発行から11年ぶり。未掲載だった川島なお美さん主演「極道の姐・玲子」も新たに加わった▼ページをめくりながら、再度ロケ地を確認すると昭和53年2月公開「原子力戦争」の項に目が留まった。なんと撮影場所の一つにいわき民報社小名浜支社とあった。さっそく知人が所有するDVDを借り、見ることができた▼名優佐藤慶さんが新聞記者を演じ、旧支社を地方通信部として使っていた。題名通り、原発事故隠ぺいにからむストーリーが展開され、リアル感が十分伝わってきた。

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