2019.07.17
先日、平レンガ通りで横断歩道を渡っていたら、右折する車にひかれそうになった。体をひねって車を避けたが、あわや衝突かと肝を冷やした▼今年に入り県内では、道路横断中に歩行者が車にはねられる事故が相次いでいる。県警によると、今年1~5月までに県内で歩行者が、道路横断中に車にはねられた事故は129件で、このうち69件が横断歩道で発生している。横断歩行者等妨害違反による取り締まり件数も、前年同期比で3倍にも増えた▼いわきのドライバーの運転の荒さは以前から指摘されていたが、そこに交通マナーの悪さも加わると、見過ごしにはできない。もう少しで子どもたちが夏休みにはいる。横断歩道で待っている子どもたちを見かけたら、停止して渡らせるやさしい運転を心掛けたい▼県警では今月から毎月15日を「横断歩行者妨害摘発強化日」に指定し、交通違反の摘発を強化する。歩行者優先はドライバーの義務ということを忘れずに。