2020.6.10
暦の上では今日は入梅。夏はもう間近。これからは気温が高くなる季節を迎えるだけに、熱中症対策はしっかりとしたい▼気象情報会社ウエザーニューズによると、今夏は昨年同様猛暑日が多いと予想する。ここ数年、地球温暖化の影響からか、暑さのため熱中症で病院に運ばれる人が増えている。外出の際は帽子をかぶり強い日差しは避け、部屋の中では冷房を上手に使って室温を管理するなど、対策は万全にしたい▼今はコロナウイルス感染予防からマスクをする人が多い。マスク内の湿度が上がると喉のどの渇きを感じにくくなり、水分をほしがらないため熱中症に進む恐れがある。特に体温調整機能が落ちている高齢者、発汗機能の未熟な小さな子どもは要注意だ▼コロナ予防を考えればマスクの着用は不可欠。喉の渇きを覚える前にこまめな水分補給が大事になる。国は3密が避けられるならマスクを外してもいいと。各自がその場に応じて適時に判断してほしい。