2020.11.11
早いもので来月は師走。日1日と寒さが厳しくなり、家庭では暖房器具を使う機会が増える時期になった。こうなると心配なのが火災▼現代は防火に優れた建築資材が開発され、消防力も向上し昔のような大火は少なくなった。だからと言って火災が無くなったわけではない。中でも住宅火災は相変わらず多い。原因の多くは寝たばこによる火の不始末。自分では消したつもりが、実は消えてはなかった。消火の確認はやり過ぎるということはない▼ところで住宅用火災警報器の設置はお済ですか。火災の被害を最小限に抑え、住人や近隣に出火をいち早く知らせ、逃げ遅れを防ぐ重要な機械。未設置の家庭では1日でも早い設置をお勧めする。既に設置済みの家庭でも、警報器の経年劣化や電池切れもあるだけに、たまには点検をしたい▼9日から秋の全国火災予防運動が始まった。この機会に家族で家庭の防火について話し合いたい。家庭用消火器の備えもお忘れなく。