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2021.1.16

高校の男女共学化に続いて、2つの高校の統合によって長い歴史を刻んだ校名が改称される。現役の生徒はもちろん、OBたちはどのような思いでいるだろうか▼いわき市では小名浜といわき海星が「小名浜海星」に、湯本と遠野が「いわき湯本」になることが決まった。前者は県道を挟んで隣り合う身近な普通科と海洋系の学校が1つに合わさることから、校名もそれを反映した形となった▼それに対して後者は国公立・難関私学大学への進学と看護・医療系専門学校や公務員、一般企業就職を目指す新しい2つのコースに分かれる。こちらの校名は「いわき湯本」。何やら温泉名を思い浮かべてしまうが、誰がどういう経過で決めたのか興味深いところだ▼福島市の高校には東西南北それぞれの方角が付いている。伝統的な町名が「○丁目」に変わるような感じだが、いわき市は地区名が多くまだその例がない。賛否はあろうが、新たな歴史を刻む校名を見守りたい。

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