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2021.03.10

三陸沖で発生した東日本大震災から明日で10年を迎える▼大地震によって東北沿岸部は、甚大な被害に見舞われた。市内でも至る所で道路は陥没し、停電、断水とライフラインは壊滅。本県では原発が爆発、地域住民は今も放射能被害に苦しんでいる。大震災後も長野、熊本、北海道で大地震が相次ぎ、「災害列島」に住んでいることを自覚させられる▼地震後に分かったことは、震源地から比較的離れていても、地盤が軟弱だと被害が拡大していることだ。そこで、家や会社は軟弱地盤の上に建っているのか、建物は耐震構造か、他にも避難の場所、経路など、いざという時にあわてないためにも知っていなければいけないことは、たくさんある▼10年が経ち国民の間には、大震災への無関心が広がっている。原発事故による汚染水、汚染土処理、風評被害と、未解決の問題が山積する中、今一度大震災の記憶を呼び起こし、被災地に寄り添う気持ちを忘れないでほしい。

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