2023.02.20
立春は過ぎたものの、春と呼ぶにはまだ早いこの時節。とはいえ晴れの穏やかな日は、朝夕の冷え込みも緩み春の訪れを感じる▼立春から2週間余。昨日19日は二十四節気の一つ「雨水」だった。このころから雪が雨に変わり、草木も芽を出しはじめる。昔から農耕の始める時期の目安とされてきた。夕方車を運転していても日暮れが遅くなり、昼間が徐々に長くなるのが感じられうれしくなる▼これからは三寒四温を繰り返しながら春に近づいていく。春の訪れとともにあの嫌なものもやってくる。日本人の5人に2人がかかるスギ花粉症。気象庁によれば、今年のスギ花粉の飛散量は例年より多いと。それでなくともいわき市は、杉林が多いだけに花粉の飛ぶ量も多い。早めの対策が求められる▼コロナ感染防止のための屋外でのマスク着用が緩和されたと思っていたら、花粉の襲来でやっぱりマスクは手離せない。春は待ち遠しいがスギ花粉だけはご免こうむりたい。