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2023.03.02

こんなにもわくわくした取材は初めてかもしれない。2月28日に平のFAROで行われた、いわき平時空マップを囲む会に足を運んだ▼実際の地図は、1月にオープンしたいわき駅に隣接したエスパルいわきに飾られている。単なる地図ではなく、平駅や大黒屋といった過去の建物から、いわき地方の偉人や各地に残る伝承、果ては都市伝説まで、見ているだけ飽きない内容となっている▼この風変わりな地図のきっかけとなったのは、FAROのオーナーでもある北林由布子さん。「『平の街って何もない』と言われるが、そうしたことはないとずっと思っていた」と打ち明ける。仲間たちと相談し、やがて壮大な1枚の地図が完成した▼地域紙の記者として、さまざまな郷土史が専門の〝先輩方〟から薫陶を受けた身として、地図に登場する事柄は基本的に知っていると思っていたが、分からない言葉が悔しかった。ぜひ読者の皆さんも、地図の面白さに触れてほしい。

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