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2023.04.12

新年度に入り、町に銀輪の群れが戻ってきた。薫風の中、ペダルをこぐ姿も軽やかだ▼ほとんどが大人や高校生。抄子が見る限りヘルメットを被っている人の少ないのが気にかかる。県内で昨年1年間に自転車利用中に死亡、けがしたした人は325人で、このうちヘルメット着用者は36人。非着用者289人のうち、3人が亡くなっている▼自転車の事故で死亡した人の大半は頭部の損傷が致命傷に。ヘルメット着用の有無が生死を分けることもあるため、今月1日から道路交通法が改正され、すべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化された。万が一の事故で死者を出さないためにも、けがの程度を最小限に抑えるためにも必要なことだといえる▼被り慣れていないので、始めは違和感を感じるだろうが、自分の身を守る道具と考えればそんなことも言っていられない。近年は自転車事故が増え、交通マナーの悪さを指摘する声がある。くれぐれも安全運転を。

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