極楽浄土の世界を再現 6日から内郷・国宝白水阿弥陀堂
内郷白水町の国宝「白水阿弥陀堂」で極楽浄土の世界を再現したプロジェクションマッピングが行われるのを前に、2日、試験点灯があった。イベントは期間限定で6日から13日まで。境域で見頃を迎えた紅葉のライトアップも実施し、夕闇に錦秋の国宝が浮かび上がる。
発光ダイオード(LED)の照明が黄色い大イチョウや赤いカエデを照らす中、お堂では平安後期に天井に描かれたという文様「宝相華」や鳳凰、ハスの花などを色鮮やかな光で再現、天井や壁を照らした。時間は午後5時から8時半まで。夜の拝観料は中学生以上千円、小学生500円、未就学児は無料。