市の男女共同参画コンクール 写真の最優秀賞に赤井小・羽賀さん
家庭、職場、地域、学校で普段感じていることや性別などによる固定的な役割分担意識にとらわれないで活動している〝男女共同参画〟の姿を川柳と写真で表現する、「男女共同参画に関する川柳・写真コンクール」(市男女共同参画センター主催)の入賞作品が、このほど決まった。
コンクールは市民に男女共同参画についての理解と関心を深めてもらうため、毎年11月の第2日曜日に実施する男女共同参画の日の事業の一環として実施し、川柳には279人から603の投句(小学生の部63人・142句、中学生の部31人・63句、高校生の部157人・338句、大学生・一般の部28人・60句)、写真の部には14人から1点ずつ応募があった。
川柳の最優秀賞は、小学生の部が深井蓮太君(錦小)の「大チャンス 4番は女子だ 打ってくれ」、中学生の部が佐々木杏子さん(中央台北)の「夕飯づくり 二人の会話 二人の時間」、高校生の部は熊谷莉音さん(小名浜海星)の「味噌汁の 具材でわかる 今日のシェフ」、大学生・一般の部は小沢健一さんの「共稼ぎ 妻の愛車は ダンプカー」に。写真の部は、「大すきなおふろそうじ」と題し、父親と一緒に風呂掃除をしている姿を撮影した赤井小の羽賀聖奈さんの作品が最優秀賞を受賞した。
表彰式は13日午後1時10分から、市文化センター1階大ホールで行われる。また表彰会終了後、同2時からは一般社団法人にじーず代表で、トランスジェンダー当事者としてLGBTの子・若者支援に関わる遠藤まめたさんの聴講無料の講演会「知ってほしい性の多様性」を開催。定員100人だが、10日現在、席に空きがあるため当日も受け付ける予定。問い合わせは同センター=電話(27)8694=まで。