他人名義カードから300万円引き出す 20代の男2人逮捕 いわき中央署
不正に入手した他人名義のキャッシュカードで現金300万円を盗んだとして、いわき中央署は14日午後3時20分までに、本籍相馬市・住居不定の男(20)、宮城県仙台市若林区、無職の男(25)を窃盗(払出盗)、電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した。2人は知り合いで、同署では余罪などについて追及していく。認否は明らかにしていない。
逮捕容疑によると、2人は共謀し、7月7日午後0時ごろ、不正に入手した他人名義のキャッシュカードを使って、いわき市内の金融機関のATM(現金自動預払機)から現金計200万円を引き出して盗んだという。さらに同日午後0時50分ごろ、同市内のショッピングセンターのATMで、同名義のキャッシュカードを再度使い、容疑者らの口座に計100万円を振り込み送金し、合わせて300万円を盗んだ疑い。
同署によると、2人は7月14日に宮城県警石巻署に、詐欺、窃盗事件で逮捕されており、いわき中央署による捜査で犯行が明らかになった。