W杯 日本がドイツに2-1で勝利! いわきからも熱い声援送られる
「FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022」グループEの第1節が23日、同国ドーハで行われ、日本代表が格上のドイツ代表相手に2―1と劇的な逆転勝ちを決め、予選リーグ突破に向けて貴重な勝ち点3を獲得した。W杯優勝国から勝ち点を奪うのは日本サッカー史上初で、世界を驚がくさせる〝ジャイアントキリング〟を演じ、日本中が「ドーハの歓喜」に酔いしれた。
いわき市からもドーハに向けて熱い声援が送られた。平字田町のダイニングバー「CHEKA(チェカ)」では、店主の鈴木雅之さん(49)らスタッフが、日本代表のレプリカユニホームに身を包んで接客しながら、来店者と一緒に試合の展開を見守った。
店内はまさに一喜一憂の連続だった。ドイツのペナルティーキック(PK)で先制点を許すも、「まだまだいける」「これから」との声が上がり、後半30分の同点弾に続き、同38分に2点目が決まると、興奮は最高潮に達した。7分ものアディショナルタイムを終え、終了のホイッスルを聞くと「ニッポン」コールに包まれた。
チェカはいわきFCファンが集う飲食店としても知られ、遠征に来たアウェイサポーターも快く受け入れる。鈴木さんは「サッカーが好きな方に良く来ていただけるので、きょうも一緒に応援できて良かった。日本に勝ってほしかったが、まさに本当に勝つとは」と笑顔を見せていた。