サッカーW杯 いわき市からも熱い声援送られる「すごい試合だった」
日本時間6日未明に行われたサッカーワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝トーナメント1回戦では、日本がクロアチアと激闘の末、惜しくもPK戦によって敗れたが、いわき市からも遅い時間にもかかわらず、カタールに向けて熱い声援が送られた。
平字白銀町・夜明け市場の「gohoubi(ゴホウビ)」では、店主の山越礼士さん(48)がレプリカユニホームに身を包み、友人らと一緒に試合の様子を見守った。前半43分にFW前田大然(25)=セルティック=の先制点が決まると、店内には歓声が上がった。
後半10分にクロアチアに追いつかれた際には、思わずため息が漏れたが、相手の鮮やかなヘディングに「あれはすごい」「さすが前回準優勝チーム」と称賛も。試合は延長を含め120分で決着せず、祈るようにPK戦を見つめ、敗退が決まると一瞬静かになるも、すぐに選手たちをたたえる拍手が起きた。
山越さんは「すごい試合だった。やはりワールドカップは、日本と世界の強豪が真剣勝負できる最高の舞台」と話し、日本代表のさらなる飛躍に期待していた。