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磐城緑蔭中・佐藤さんセミナー開催 東洋システム・庄司社長が協力

 いわき市の中学生が、地元の若者に古里の企業の魅力を伝える機会を提供し、人口流出抑止や地域活性化を図ろうと、中高生を対象に新たなプロジェクトを始めた。企画したのは、磐城緑蔭中1年の鈴木泰耀さん(13)。その名も「Zimoto―Project(ジモト・プロジェクト)」。
 第1回のセミナーが1日、平字大町の割烹料亭正月荘で開かれ、東洋システム(常磐西郷町)の庄司秀樹代表取締役が協力した。
 鈴木さんは今年6月、県内を起点として、若手起業家を育成するプログラム「福島フロッグス」のメンバーに選ばれた。経営を学ぶ中で、いわき市に立地する優良企業について、同世代にもっと知ってもらいたいと考えるようになり、プロジェクトを発案した。
 開催に向けては、自らチラシや資料製作を進めた鈴木さん。さらにバッテリー性能評価の最大手として知られ、蓄電池産業の集積から新産業の振興を図る東洋システムに対して、講演を依頼したところ、庄司社長が鈴木さんの思いに共感する形で快諾し、セミナーの開催につながった。
 セミナーには約70人の中高生が参加し、庄司社長が「エネルギーの可能性と未来~二次電池と私たち~」をテーマに語った。講演終了後には、ワークショップが行われ、庄司社長の講演を踏まえた意見交換も展開された。

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