年末年始の事件・事故防止合わせ いわき東署 常磐もので広報用手拭い製作
10日から始まった「年末年始の交通事故防止県民総ぐるみ運動」に合わせ、交通・防犯の合同出動式が9日、小名浜潮目交流館で開かれた。
出動式には、いわき東署と管内の交通・防犯団体の関係者約150人が参加。阿部通・小名浜地区交通安全対策協議会長(市小名浜支所長)が「年末年始を穏やかに過ごせるよう運動を推進していく」とあいさつし、古関隆一署長、田子是人いわき東地区防犯協会連合会長、佐藤一弘同地区交通安全協会長もそれぞれの立場から、交通安全の徹底を呼びかけた。
併せて会場では、同署が管内の交通3団体、防犯団体と連携し、製作した広報用手拭い「110番もの」が披露された。
広報用手拭いは、似顔絵捜査官の同署地域課・佐藤由望巡査部長が手がけ、いわき市の水産物ブランド「常磐もの」をモチーフに、110番の適正利用と、警察相談専用電話「#9110」の周知を図っている。
「110」はサンマ、カツオ、タコで、警察相談ダイヤル「#9110」はアンコウ、アナゴ、イワシ、サバ、イカで表現し、波模様は親潮と黒潮を表している。佐藤巡査部長は「少しでも皆さんが興味を持てば」と期待を寄せている。