飲んだら乗るな! いわき中央署 平の繁華街で大規模検問実施
来年1月7日まで実施している「年末年始の交通事故防止県民総ぐるみ運動」に合わせ、いわき中央署(板垣靖志署長)は16日夜、同署駅前交番などJRいわき駅前繁華街の周辺道路で、大規模な検問を展開した。
同署管内では、酒気帯び、飲酒運転による事故が続発し、2日には久之浜で酒気帯びで男が運転するトラックに高齢者がはねられて死亡する事故が発生するなど、同署によると「異常事態」ともいえる状況となっている。コロナ禍といえど、繁忙期に入り商業店舗や夜間の飲食店などで人の流れが活発になることから、未然防止と注意喚起を図るため、県警本部交通機動隊いわき分駐隊の応援を得て取り締まりを行った。
同署の石井隆浩交通一課長は「年末年始にかけて飲酒の機会が増えると思うが、『少しだから大丈夫』という油断が取り返しのつかない事故を起こす。飲酒する際は車を持ち込まないなど、十分に注意してほしい」と語り、飲んだら乗らないことや、ハンドルキーパーの活用などを呼びかけた。