勿来工ラグビー部 花園出場前にいわき民報社へ 見る人元気付けるプレーを
勿来工業高ラグビー部は19日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場、花園中央公園多目的広場で27日に開幕する「第102回全国高校ラグビーフットボール大会」を前に、常磐上矢田町のいわき民報社を訪れ、出場を報告した。
来社したのは、荒川俊一校長と小松傑監督、鈴木悠斗主将(3年)、鐵友慎、野村柊哉両副主将(同)。同校が全国の晴れ舞台に立つのは25年ぶり6回目で、大会2日目の28日午後0時50分から、第3グラウンドで東京第2代表の目黒学院と激突する。
3年連続21回目出場の古豪・目黒学院擁する屈強なFWに対し、FW、BK陣ともに機動力を生かした〝走れるラグビー〟を展開し、すばやいパス回しで好機を生かしたい考えで、鈴木主将は「体を張ったプレーでチャンスを逃さず、見ている人を元気づけられるラグビーをしたい」と語った。
いわき民報社の鈴木淳代表取締役社長は「感染対策を十分にしながら、勿来工業らしいラグビーで、県代表として臆することなく頑張ってきてほしい」とエールを送り、激励金を手渡した。また選手たちは市役所本庁舎を訪れ、内田市長にも出場を伝えた。