県内初の快挙 マルトが3年連続でお弁当・お惣菜大賞に輝く
全国スーパーマーケット協会は11日、「お弁当・お惣菜大賞2023」を発表し、いわき市や茨城県でスーパーマーケットを展開するマルト(本社・勿来町、安島浩代表取締役社長)から、おにぎり部門で「フラむす 常磐もの サバのイタリアンハンバーグ」「フラむす 常磐もの スズキフライと秘伝のたれ漬け」、巻きずし部門で「ふんわり伊達巻あんバター太巻」がそれぞれ入選した。
特におにぎりの「フラむす」は地元の飲食店と連携し、いわき市の水産物ブランド「常磐もの」を生かした逸品だ。マルトの受賞は3年連続で、県内のスーパーマーケットとしては初の快挙。
受賞したフラむすのうち、サバのイタリアンハンバーグは、平字三町目のイタリアンレストラン「LaStanza(スタンツァ)」のオーナーシェフ・北林由布子さん、スズキのフライと秘伝のたれ漬けは、久之浜町と小名浜で「和食処『とのがみ』」を営む新妻篤さんが監修した。
マルトのおにぎりは、東京・浅草の「おにぎり浅草宿六」三代目亭主の三浦洋介さんに、握り方・具材などについて長期にわたって指導を受け、認められた職人のみが作れる。
浅草宿六は、飲食店を星の数で格付けする「ミシュランガイド」で、5年連続でビブグルマン(価格以上の満足感が得られる料理)を獲得している。